スイングトレードとは

スイングトレード(Swing Trading)は、FX取引の手法の一つで、数日から数週間という中期間でポジションを保有し、中期的な値動きを利用して利益を狙う手法です。デイトレードよりも長期的で、ポジショントレードよりも短期的な手法です。

スイングトレードの基本

スイングトレードの特徴

取引時間:

  • 数日から数週間の中期間でポジションを保有
  • デイトレードよりも長期的
  • ポジショントレードよりも短期的

利益の狙い方:

  • 中期的な値動き(数百pipsから数千pips)を狙う
  • 1回の利益は大きいが、取引回数は少ない
  • 損切りも大きく設定し、大きな利益を狙う

スイングトレードのメリット

1. 時間的余裕がある

  • ポジションを保有している間、常に画面を見続ける必要がない
  • 仕事をしながらでも取引ができる

2. 大きな利益を狙える

  • 中期的な値動きを利用するため、大きな利益を狙える
  • 1回の取引で大きな利益を得られる可能性がある

3. 手数料の負担が少ない

  • 取引回数が少ないため、スプレッド(手数料)の負担が少ない

スイングトレードのデメリット

1. リスクが大きい

  • ポジションを長時間保有するため、予期せぬ相場変動のリスクがある
  • スワップポイント(金利差)の影響を受ける

2. 資金が必要

  • ポジションを長時間保有するため、資金を拘束される
  • 証拠金維持率に注意が必要

3. 心理的負担が大きい

  • ポジションを保有している間、心理的な負担が大きい
  • 損失が拡大した場合、損切りを実行しにくい

スイングトレードに適した通貨ペア

トレンドが明確な通貨ペア

スイングトレードには、トレンドが明確で、中期的な値動きがある通貨ペアが適しています。

おすすめの通貨ペア:

  • USD/JPY(米ドル/円): トレンドが明確で、値動きが大きい
  • EUR/USD(ユーロ/米ドル): トレンドが明確で、値動きが大きい
  • GBP/USD(英ポンド/米ドル): トレンドが明確だが、ボラティリティが高い
  • AUD/USD(豪ドル/米ドル): トレンドが明確で、値動きが大きい

避けるべき通貨ペア

避けるべき通貨ペア:

  • レンジ相場が続く通貨ペア
  • 値動きが小さすぎる通貨ペア
  • ボラティリティが高すぎる通貨ペア

スイングトレードの手法

1. トレンドフォロー

中期的なトレンドに沿って取引を行います。

ポイント:

  • 週足や日足のチャートでトレンドを確認
  • トレンドに沿ってエントリー
  • トレンドが終わったら決済

2. ブレイクアウト

重要なラインを抜けたときに取引を行います。

ポイント:

  • サポートラインやレジスタンスラインを確認
  • ブレイクアウトを確認してからエントリー
  • ブレイクアウトが偽物(フェイク)の場合は損切り

3. プルバック

トレンドの調整局面(プルバック)で取引を行います。

ポイント:

  • トレンドの方向を確認
  • プルバック(調整)でエントリー
  • トレンドの方向に沿って利確

スイングトレードの注意点

1. 経済指標の確認

スイングトレードでは、経済指標の発表時間を確認することが重要です。

注意点:

  • 経済指標発表前後は相場が急変動する可能性がある
  • 経済指標発表時は損切りを厳格に設定する
  • 経済指標カレンダーを確認する

2. 損切りの徹底

スイングトレードでは、損切りを徹底することが重要です。

注意点:

  • 損切りラインを事前に設定する
  • 感情に流されず、機械的に損切りを実行する
  • 損失が拡大したら、すぐにポジションを決済する

3. スワップポイントの確認

スイングトレードでは、スワップポイント(金利差)を確認することが重要です。

注意点:

  • スワップポイントがマイナスの場合は、毎日コストがかかる
  • スワップポイントがプラスの場合は、毎日利益が発生する
  • スワップポイントを考慮して取引を判断する

スイングトレードの実践例

例:USD/JPYのスイングトレード

前提条件:

  • 通貨ペア: USD/JPY
  • エントリー: 150.00円
  • 利確: 152.00円(200pips)
  • 損切り: 149.00円(100pips)
  • 取引量: 1万通貨
  • 保有期間: 1週間

計算:

  • 利益: 200pips × 100円 = 20,000円
  • 損失: 100pips × 100円 = 10,000円
  • リスクリワード比: 1:2

スワップポイント(USD/JPY買い、年0.5%の場合):

  • 1週間のスワップ: 約100円
  • 純利益: 20,100円

まとめ

スイングトレードは、数日から数週間という中期間でポジションを保有する手法です。経済指標の確認、損切りの徹底、スワップポイントの確認が重要です。スイングトレードは時間的余裕がある手法ですが、適切に実践すれば、大きな利益を上げることができます。

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