チャートは、為替レートの変動を視覚的に表したもので、FX取引において重要な分析ツールです。
チャートの基本
チャートは、時間の経過とともに為替レートがどのように変動したかを表します。
チャートの種類
1. ローソク足チャート: 最も一般的なチャート
2. ラインチャート: 終値のみを線で結んだチャート
3. バーチャート: 高値・安値・始値・終値を表示
ローソク足の見方
ローソク足の構成
ローソク足は、以下の4つの価格で構成されます:
- 始値(Open): 期間の最初の価格
- 終値(Close): 期間の最後の価格
- 高値(High): 期間中の最高価格
- 安値(Low): 期間中の最安価格
陽線と陰線
- 陽線(白または緑): 終値が始値より高い(上昇)
- 陰線(黒または赤): 終値が始値より低い(下降)
ローソク足の形
- 大陽線: 大きく上昇した場合
- 大陰線: 大きく下降した場合
- 十字線: 始値と終値が同じ場合
- 上影線・下影線: 高値・安値の位置を示す
時間足の見方
時間足の種類
- 1分足: 1分ごとの価格変動
- 5分足: 5分ごとの価格変動
- 15分足: 15分ごとの価格変動
- 1時間足: 1時間ごとの価格変動
- 4時間足: 4時間ごとの価格変動
- 日足: 1日ごとの価格変動
- 週足: 1週間ごとの価格変動
- 月足: 1ヶ月ごとの価格変動
時間足の選び方
- スキャルピング: 1分足、5分足
- デイトレード: 15分足、1時間足
- スイングトレード: 4時間足、日足
- ポジショントレード: 日足、週足、月足
トレンドの見方
上昇トレンド
- 高値と安値が切り上がる: 連続して高値と安値が上昇
- 上昇トレンドライン: 安値同士を結んだ線が右上がり
下降トレンド
- 高値と安値が切り下がる: 連続して高値と安値が下降
- 下降トレンドライン: 高値同士を結んだ線が右下がり
レンジ相場
- 一定の範囲で推移: 明確なトレンドがない
- サポートとレジスタンス: 上限と下限が明確
テクニカル指標の見方
移動平均線
- 短期移動平均線: 5日、10日、20日
- 中期移動平均線: 50日、75日
- 長期移動平均線: 100日、200日
見方:
- 短期移動平均線が長期移動平均線を上抜け: ゴールデンクロス(買いシグナル)
- 短期移動平均線が長期移動平均線を下抜け: デッドクロス(売りシグナル)
RSI(相対力指数)
- 70%以上: 買われすぎ(売りシグナル)
- 30%以下: 売られすぎ(買いシグナル)
MACD
- MACDラインがシグナルラインを上抜け: 買いシグナル
- MACDラインがシグナルラインを下抜け: 売りシグナル
チャートパターン
1. 三角持ち合い
- 上昇三角: 上値が一定、下値が切り上がる(上昇シグナル)
- 下降三角: 下値が一定、上値が切り下がる(下降シグナル)
2. ダブルトップ・ダブルボトム
- ダブルトップ: 2回の高値が同じ水準(下降シグナル)
- ダブルボトム: 2回の安値が同じ水準(上昇シグナル)
3. ヘッドアンドショルダー
- 上昇トレンドの終了: 3つの山が形成される(下降シグナル)
まとめ
チャートは、為替レートの変動を視覚的に表したもので、FX取引において重要な分析ツールです。ローソク足、時間足、トレンド、テクニカル指標などを組み合わせて分析することで、より精度の高い取引が可能になります。初心者の方は、まず日足チャートから始めて、徐々に短い時間足に慣れていくことをおすすめします。