レバレッジ(Leverage)は、「てこ」の意味で、少額の資金で大きな取引ができるFXの特徴的な仕組みです。
レバレッジの基本
レバレッジを活用することで、自己資金の何倍もの取引が可能になります。
例:レバレッジ10倍の場合
- 自己資金: 10万円
- 取引可能額: 100万円(10倍)
- 1万通貨の取引: 可能(証拠金10万円で1万通貨を取引)
レバレッジの仕組み
証拠金とレバレッジ
FX取引では、取引額の一部を「証拠金」として預けることで、大きな取引が可能になります。
計算式:
- 取引可能額 = 証拠金 × レバレッジ倍率
レバレッジの例
証拠金レバレッジ取引可能額
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10万円10倍100万円
10万円25倍250万円
10万円100倍1,000万円
レバレッジのメリット
1. 少額から始められる
- 10万円の資金で、100万円分の取引が可能(10倍レバレッジ)
- 初心者でも少額からFXを始められる
2. 効率的な資金運用
- 少額の資金で大きな利益を狙える
- 資金効率が高い
レバレッジのリスク
1. 損失も大きくなる
- レバレッジが高いほど、損失も大きくなる
- 10倍レバレッジで10pips動くと、損失は10倍になる
2. ロスカットのリスク
- レバレッジが高いほど、ロスカット(強制決済)されやすい
- 維持率が下がりやすくなる
例:レバレッジ10倍で損失が出た場合
- 証拠金: 10万円
- 取引額: 100万円(10倍レバレッジ)
- 10pipsの損失: 1,000円(1万通貨の場合)
- 損失率: 1%(1,000円 ÷ 10万円)
レバレッジの選び方
初心者におすすめ
- レバレッジ10倍以下: リスクを抑えながら取引できる
- まずは低いレバレッジで慣れる
上級者向け
- レバレッジ25倍〜: 効率的な資金運用が可能
- ただし、リスク管理が重要
日本のレバレッジ規制
個人投資家のレバレッジ上限
- 2011年以降: 最大25倍
- 2024年現在: 最大25倍(一部の通貨ペアは10倍)
法人のレバレッジ
- 法人の場合は、レバレッジの上限が異なる場合がある
- 各FX会社の規約を確認
まとめ
レバレッジは、少額の資金で大きな取引ができるFXの特徴的な仕組みです。利益を大きくできる一方で、損失も大きくなるリスクがあります。初心者の方は、まず低いレバレッジ(10倍以下)で始めることをおすすめします。