証拠金(Margin)は、FX取引を行うために必要な担保資金です。レバレッジ取引を行う際に必要になります。
証拠金の基本
証拠金は、FX取引を行うためにFX会社に預ける担保資金です。
証拠金の役割
1. 取引の担保: 損失が発生した場合の担保として機能
2. レバレッジ取引: 少額の資金で大きな取引が可能
3. リスク管理: 損失を証拠金の範囲内に抑える
必要証拠金の計算
計算式
必要証拠金 = 取引額 ÷ レバレッジ倍率
例:USD/JPYの取引
- 取引額: 100万円(1万通貨、USD/JPY=100の場合)
- レバレッジ: 10倍
- 必要証拠金: 10万円(100万円 ÷ 10倍)
レバレッジ別の必要証拠金
取引額レバレッジ10倍レバレッジ25倍
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100万円10万円4万円
250万円25万円10万円
500万円50万円20万円
証拠金の種類
1. 必要証拠金
- 取引を行うために最低限必要な証拠金
- レバレッジ倍率により決まる
2. 有効証拠金
- 現在の証拠金残高
- 取引の損益を含めた証拠金
3. 維持証拠金
- ポジションを維持するために必要な証拠金
- 必要証拠金と同じ場合が多い
証拠金とロスカット
維持率の計算
維持率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100%
ロスカット基準
- 維持率が100%以下: ロスカット(強制決済)される
- 各FX会社により、ロスカット基準が異なる場合がある
例:ロスカットの発生
- 必要証拠金: 10万円
- 有効証拠金: 8万円
- 維持率: 80%
- ロスカット基準: 100%以下
→ ロスカットが発生し、強制決済される
証拠金の管理
1. 余裕を持った証拠金
- 必要証拠金の2倍以上を維持
- ロスカットを回避しやすくなる
2. 複数ポジションの管理
- 複数のポジションを持つ場合、合計の必要証拠金を確認
- 維持率が下がりすぎないように注意
3. 証拠金の追加
- 維持率が下がった場合、証拠金を追加(追証)
- 追証を入れずに強制決済される場合もある
まとめ
証拠金は、FX取引を行うために必要な担保資金です。レバレッジを活用することで、少額の証拠金で大きな取引が可能になりますが、維持率が下がるとロスカットされるリスクがあります。適切な証拠金管理とリスク管理が重要です。