逆張りとは
逆張り(Counter Trend)は、FX取引の手法の一つで、相場のトレンドに逆らって取引を行い、相場の反転を狙う手法です。トレンドフォローとは対照的な手法で、上級者向けの手法です。
逆張りの基本
逆張りとは
逆張りは、以下の前提に基づいています:
1. 相場は過熱すると反転する傾向がある
- 相場が過熱すると、反転する傾向がある
- 「買われすぎ・売られすぎ」を狙う
2. サポート・レジスタンスラインで反転する傾向がある
- サポートライン(支持線)で反発する傾向がある
- レジスタンスライン(抵抗線)で反落する傾向がある
3. トレンドの終わりを予測する
- トレンドが終わるときを予測し、反転を狙う
逆張りのメリット
1. 大きな利益を狙える
- 相場の反転を捉えると、大きな利益を狙える
- 1回の取引で大きな利益を得られる可能性がある
2. エントリーポイントが明確
- サポート・レジスタンスラインでエントリーできる
- エントリーポイントが明確
3. リスクリワード比が良い
- 損切りを小さく設定できる
- 利益を大きく設定できる
逆張りのデメリット
1. リスクが大きい
- トレンドに逆らって取引するため、リスクが大きい
- 損失が拡大する可能性がある
2. 判断が難しい
- 相場の反転を判断するのが難しい
- 上級者向けの手法
3. トレンドが継続すると損失が拡大
- トレンドが継続すると、損失が拡大する可能性がある
- 損切りを徹底する必要がある
逆張りに適した相場
1. レンジ相場
レンジ相場(一定の範囲内で動く相場)は、逆張りに適しています。
特徴:
- サポートラインとレジスタンスラインが明確
- サポートラインで買い、レジスタンスラインで売り
- トレンドフォローには不向き
2. 過熱した相場
過熱した相場(買われすぎ・売られすぎ)は、逆張りに適しています。
特徴:
- RSIなどのオシレーターが極端な値
- 相場が反転する可能性が高い
- 逆張りのチャンス
3. トレンドの終わり
トレンドの終わりは、逆張りに適しています。
特徴:
- トレンドが弱くなっている
- 反転の兆候が見える
- 逆張りのチャンス
逆張りの手法
1. サポート・レジスタンスラインでの逆張り
サポートラインとレジスタンスラインで逆張りを行います。
手法:
- サポートラインで買い
- レジスタンスラインで売り
- ブレイクアウトした場合は損切り
2. オシレーターを使った逆張り
RSIなどのオシレーターを使って、買われすぎ・売られすぎを判断します。
手法:
- RSIが70以上: 売られすぎ(買いシグナル)
- RSIが30以下: 買われすぎ(売りシグナル)
- オシレーターが極端な値のときに逆張り
3. ダイバージェンスを使った逆張り
ダイバージェンス(価格とオシレーターの逆行)を使って、相場の反転を予測します。
手法:
- 価格が新高値を更新しているが、RSIが新高値を更新していない: 売りシグナル
- 価格が新安値を更新しているが、RSIが新安値を更新していない: 買いシグナル
- ダイバージェンスが発生したときに逆張り
逆張りの注意点
1. 損切りの徹底
逆張りでは、損切りを徹底することが非常に重要です。
注意点:
- 損切りラインを事前に設定する
- 感情に流されず、機械的に損切りを実行する
- 損失が拡大したら、すぐにポジションを決済する
2. トレンドの確認
逆張りを行う前に、トレンドを確認することが重要です。
注意点:
- 強いトレンドの場合は逆張りを控える
- レンジ相場や過熱した相場で逆張りを行う
- トレンドが明確でない場合は取引を控える
3. エントリーポイントの選択
逆張りでは、エントリーポイントを慎重に選択することが重要です。
注意点:
- サポート・レジスタンスラインでエントリー
- オシレーターが極端な値のときにエントリー
- エントリーポイントが悪いと、損失が発生する可能性がある
逆張りの実践例
例:USD/JPYの逆張り
前提条件:
- 通貨ペア: USD/JPY
- 相場: レンジ相場(150.00円〜152.00円)
- エントリー: 152.00円(レジスタンスラインで売り)
- 利確: 150.50円(150pips)
- 損切り: 152.50円(50pips)
- 取引量: 1万通貨
計算:
- 利益: 150pips × 100円 = 15,000円
- 損失: 50pips × 100円 = 5,000円
- リスクリワード比: 1:3
判断:
- レンジ相場が継続している
- レジスタンスラインで売りエントリー
- サポートラインで利確
まとめ
逆張りは、相場のトレンドに逆らって取引を行い、相場の反転を狙う手法です。トレンドフォローとは対照的な手法で、上級者向けの手法です。損切りの徹底、トレンドの確認、エントリーポイントの選択が重要です。適切に実践すれば、大きな利益を上げることができますが、リスクも大きいため、慎重に実践する必要があります。